コラム
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眠っている間に呼吸が止まってる?睡眠時無呼吸症候群とは
睡眠時無呼吸症候群って何?
睡眠時無呼吸症候群とは、眠っている間に何度も呼吸が止まったり、浅くなったりすることで、低酸素状態になっている疾患になります。一般的には睡眠中に1時間あたり5回以上の無呼吸状態が起きていること、または呼吸が弱くなっている状態があれば、その症状は睡眠時無呼吸症候群と診断されます。
どのような原因があるのでしょう
睡眠時無呼吸症候群が発症する原因はさまざまありますが、太っている方に多い特徴があります。肥満によって気道周りの脂肪がつき過ぎることで、上気道がふさがれるようになり呼吸がしにくくなってしまうのです。そのため高血圧症や糖尿病・高脂血症などを患っている肥満の方が合併すやすくなります。血中の酸素濃度が薄くなり、深い睡眠をとることができなくなるので、慢性的な睡眠不足になってしまい、日中に眠気が起きて集中力が低下するようになるのです。症状が進むと重大な疾患になるリスクも高くなるので、改善させることが大切になります。
どこで診断されるの?
睡眠時無呼吸症候群は耳鼻咽喉科や呼吸器外科で診断を受けることができます。また、歯科医院でも相談を頂くことは可能です。いろいろな改善策があり、改善策は症状によって異なります。鼻づまりが原因の場合は、点鼻薬などの投薬治療をおこなっていきます。重症の場合はCPAP療法をおこなうこともあります。CPAP療法は、睡眠中に鼻にマスクを装着し、マスクにつながった機械から空気を送り込むことで正常な呼吸にする機械になり、睡眠時無呼吸症候群と診断された場合は、保険適応で機械をレンタルすることができます。根治療法では、外科的手術を行うこともあり、扁桃の肥大が原因で喉や気道が塞がっている場合は、手術で扁桃除去をおこなって改善させる場合もあります。
歯科医院で行う睡眠時無呼吸症候群の治療とは
歯科医院では、マウスピースを使用した改善を行います。マウスピースはCPAP療法のように大がかりな治療方法ではなく、体に負担をかけずに手軽におこなえる治療方法になります。寝る前にマウスピースを装着して舌や下あごを前方に突き出した状態で固定することで、気道が確保されるようになり、呼吸が楽になります。無呼吸や低呼吸を改善させることができ、気道がふさがることによって引き起こっていたいびきを改善させることもできます。
マウスピースってどんなもの?
睡眠時無呼吸症候群で使用するマウスピースは、ボクシングなどの格闘技で使用されるものや、歯ぎしり用のマウスピースとは形状が異なります。ただマウスピースを用いての治療はすべての方に対応ができるものではなく、重度の症状の場合はCPAP療法の方が効果的になる場合もあります。
保険は適応される?
クリニックからのご紹介の場合は、保険を適応することができます。睡眠時無呼吸症候群は自分自身では気づきにくいため、多くは周りの家族などに指摘されて発覚します。いびきや、寝ているのに日中眠たくなる方・疲れがとれない方などは、早めに睡眠時無呼吸症候群の診察をおこなっている医療機関へ相談することをおすすめします。
久留米市の歯科医院|つやま歯科・口腔外科医院
久留米市のつやま歯科・口腔外科医院では、むし歯・口腔外科の治療や、小児歯科・予防歯科・インプラント・歯周病・睡眠時無呼吸症候群・ホワイトニングなどの幅広い診療を行っております。
口腔外科出身のドクターがお口にまつわる幅広い相談を受け治療を行うことで、地域のホームドクターとして皆さんのお口の健康をサポートしていきます。
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