睡眠時無呼吸症候群
睡眠時に無呼吸状態に陥り、日中、さまざまな症状に悩まれる方も多いかと思います。
当院では、睡眠時無呼吸症候群の治療のひとつとして、専用マウスピースの作製を行っております。
患者さま一人ひとりに合うマウスピースをご提供し、睡眠時無呼吸症候群の治療をサポートします。
マウスピースとは
寝ている間だけ口腔内に装着していただきます。
下顎を前方に移動させることにより、舌の気道内への落ち込みを防止し、気道の幅を広く保つ働きがあります。
作製は、まず歯型をとることから始めます。作製期間は2週間ほどですが、完成してからも定期的に調整を行う必要があります。
いくつかの種類があり、固定型のものや下顎の位置を調整できるようにしたものなどあります。
マウスピースの特徴
- □比較的簡単で負担の少ない治療です。
- □携帯に便利で、旅行先や出張先でも使用できます。
- □効果には個人差があるため、治療効果判定の検査が必ず必要です。
- □使い始めには歯や顎の関節に違和感が出ることがあります。
- □治療効果は一定しているわけではないため、定期的な調整や検査が大切です。
- □マウスピースはお口の中に入れて使うものなので、普段の歯磨きも丁寧に行い、お口の中を清潔に保ってください。
マウスピースによる治療について
対象となる患者さま
〇軽症~中等症の睡眠時無呼吸症で医科での検査を行い、マウスピース治療が効果的と診察された方(医科からの紹介状があれば健康保険の適応です)
〇いびきが主な症状の方(健康保険は適応されません)
※睡眠時にマウスピースを装着して寝ていただく事で症状の改善が期待できます。
※歯がない方、歯周病や顎関節症などの疾患がある方、歯ぎしりをされる方などマウスピース治療ができない場もがあります。
当院では睡眠時無呼吸症候群の治療に力を入れております