睡眠時無呼吸症候群 専用サイトはこちら

コラム

コラム

高度な技術が必要な根管治療ってどんな治療?

むし歯が進行してしまった場合、「神経を取る必要がある」と言われたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。これが「根管治療」です。では、根管治療とは具体的にどんなもので、どんな症状がある方が必要とする治療になるのでしょうか。今回は、「根管治療」について詳しくご紹介します。

根管治療ってどんな治療?



根管治療とは、歯髄といわれる歯の神経にまでむし歯が達したり、歯の破損・亀裂、外傷などで歯髄が炎症してしまったりした際の治療法です。歯髄は歯の深い部分にあるのですが、ここまでむし歯が達すると、ズキズキと強い痛みを伴うようになり、放置しても治ることはありません。そのため、歯の神経を取り除く必要があるのです。

根管治療では、ファイルと呼ばれる極細の針で根管内にある神経を取り除いたあと、消毒をします。次に薬剤を充填して、被せ物をしていきます。しかし、根管はとても細く、さらに湾曲したり、複数に枝分かれしていたりするので、高度の技術が必要な治療です。丁寧な処置が必要なため、治療期間が数ヶ月〜半年間と長くかかる傾向にあります。

根管治療のリスクとは

高い技術が必要な根管治療ですが、ときに、湾曲や枝分かれが原因で汚れの取り残しがあったり、根管充填が不十分であったりして、治療後に痛みに悩まされることがあります。また、被せ物をしたものの、隙間から菌が入ってむし歯や細菌感染してしまうことも。その場合は、再根管治療といって、被せ物をとり、一度充填剤を取り除いてから、洗浄し、根管をきれいにしたのち再度、薬剤を充填する治療を行います。

根管治療は確かに痛みに対して有効ですが、できるかぎり神経を残す治療を検討する必要があります。神経がなくなった「失活歯」は、健全な歯に比べて10年以上も寿命が短くなるといわれているためです。

また、根管治療は、保険診療のほか、自由診療も選択できます。自由診療が広がったことで、根管治療専門のクリニックも登場しています。根管治療専門クリニックでは、精密治療に手術用の顕微鏡を使用し、より複雑な症状に対応することが可能ですが、その分、1本の歯で数万〜二十数万円と治療費が高額になりがちです。歯科医師としっかり相談した上で、ご自身の負担が少ない方法を選ぶようにしましょう。

早期発見なら治療の負担も軽度に。定期検診を大切に



例えば、歯がズキズキと痛む、歯の強い痛みが続いている、歯の痛みが続いていたものの最近は痛みが引いた、といった症状はむし歯が進行している可能性があります。むし歯は、放置しても治ることはありません。しかし、早期発見であれば治療期間も短く、むし歯部分を削って詰め物をするだけということも。

神経を取ったり、抜歯をしたりしないですむように、毎日のブラッシングはもちろん、定期的に歯科クリニックに通い検診を受けるようにしましょう。

医院紹介

久留米市のつやま歯科・口腔外科医院では、むし歯・口腔外科の治療や、小児歯科・予防歯科・インプラント・歯周病・睡眠時無呼吸症候群・ホワイトニングなどの幅広い診療を行っております。
口腔外科出身のドクターがお口にまつわる幅広い相談を受け治療を行うことで、地域のホームドクターとして皆さんのお口の健康をサポートしていきます。
広い駐車場も完備し、土曜も診療している通いやすい歯科医院です。

■住所
〒830-0053 福岡県久留米市藤山町745-4

■TEL
0942-65-9082

■オフィシャルサイト
https://tsuyama-oral.com/

■睡眠時無呼吸症候群専門サイト
https://sas.tsuyama-oral.com/

〒830-0053 福岡県久留米市藤山町745-4
                           
診療時間
9:00~13:00
14:30~18:00
         

▲…14:30~19:00 ※予約優先制

診療内容一般歯科 / 小児歯科 / 口腔外科