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睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群と歯周病は関係している?両者の意外な関係とは

皆さんこんにちは、つやま歯科・口腔外科医院 院長の津山です。


歯科で治療を行う病気として一般的な歯周病は、歯肉や歯を支える骨が炎症を起こす病気です。
歯周病になると、歯茎が腫れたり、出血したり、歯がゆるくなったりすることがあります。

実はこの歯周病が進行することで、睡眠時無呼吸症候群の発症リスクが高くなることがあるとされています。

歯周病と睡眠時無呼吸症候群、歯科と呼吸器内科が治療に当たる事が一般的な2つの病気ですが、一体どのような関連性があるのでしょうか

 

歯周病と睡眠時無呼吸症候群とは

歯周病は、歯肉や歯を支える骨が炎症を起こす病気です。
歯周病になると、歯茎が腫れたり、出血したり、歯がゆるくなったりすることがあります。

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に一時的に呼吸が止まったり、浅くなったりする病気で、気道の狭窄が原因とされています。

 

歯周病が睡眠時無呼吸症候群の原因となる要因は?

歯周病と睡眠時無呼吸症候群の関係については、以下のようなプロセスが考えられています。

①歯周病によって、歯肉や歯周組織が炎症を起こし、腫れたり、出血したりすることで、気道の狭窄が起こる可能性がある。

②歯周病によって、歯茎や骨が破壊され、歯が動いたり、抜けたりすることで、歯の位置が変化し、咬合(かむこと)が悪くなる。

③咬合が悪くなることで、上下の歯が正しく噛み合わせず、気道が狭まる。

以上のように歯周病が進行することで、睡眠時無呼吸症候群の発症リスク高くなることがあるとされています。

逆に言えば歯周病を予防し早期に治療することで、睡眠時無呼吸症候群の予防につながる可能性があるということです。

 

予防について

歯周病を予防するには、以下のような方法があります。

正しい歯磨きの習慣を身につける

歯磨きは、歯垢を除去する上で非常に重要です。
正しい歯磨き方法を身につけることで、歯垢を取り除き、歯周病を予防することができます。

定期的な歯科医院でのクリーニング

歯垢や歯石は、自宅での歯磨きでは完全に取り除くことができません。
定期的に歯科医院でのクリーニングを受けることで、歯垢や歯石を取り除き、歯周病を予防することができます。

健康的な生活習慣を維持する

喫煙や過剰なストレス、栄養不良などは、歯周病の原因となります。
健康的な生活習慣を維持することで、歯周病を予防することができます。

歯間ブラシやフロスなどの使用

歯ブラシだけでは届きにくい歯間や歯と歯の間にある歯垢は、歯間ブラシやフロスなどの使用によって取り除くことができます。

歯科医師の指導に従う

歯科医師からの指導をしっかりと受け、正しい歯磨き方法や口腔ケアを行うことが、歯周病予防につながります。

 

まとめ

睡眠時無呼吸症候群の潜在的な患者数は大変多く、特に男性の約10%がこの病気にかかっているとも言われています。
その中には歯周病が関与している患者さんも、相当数いることでしょう。

もちろん歯周病治療を進めさえすれば、全ての睡眠時無呼吸症候群患者さんの治療にも役立つという訳ではありませんが、歯周病治療を行うことで僅かな可能性でも睡眠時無呼吸症候群の患者さんの助けになる可能性が有ります。

もし睡眠時無呼吸症候群に悩まされている、もしかしたらは自分はそうではないのか、とお考えの方がおられましたら、睡眠時無呼吸症候群の検査や治療と同時に、歯周病の検査や治療を進めてみるのも良い方法かもしれません。

 

 

クリニック紹介



久留米市のつやま歯科・口腔外科医院では、むし歯・口腔外科の治療や、小児歯科・予防歯科・インプラント・歯周病・睡眠時無呼吸症候群・ホワイトニングなどの幅広い診療を行っております。
口腔外科出身のドクターがお口にまつわる幅広い相談を受け治療を行うことで、地域のホームドクターとして皆さんのお口の健康をサポートしていきます。
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